趙世炎旧居は全国の重点文物保護地、二回目の全国愛国主義教育基地、全国紅色旅行経典観光地、国家4a級旅行観光地だり、重慶市酉陽トーチヤ族ミャオ族自治県の龍潭鎮に位置し、酉陽県の町と30キロメートル離れている。紅色革命文化及び古代建築芸術を表現する代表的な観光地となっている。
趙世炎旧居は趙世炎同志旧居、趙世炎烈士陳列館、趙世炎烈士偲び広場、観光客接待センター、生態駐車場および緑化帯等六部分より構成し、敷地面積は11800平方メートルで、建築面積は2670平方メートルである。
趙世炎同志旧居とは元々趙家荘屋と言い、清代光緒二十八年（1902年）に初めて建造され、木質構造の四合院であり、敷地総面積は1605平方メートルで、この中に四合院の敷地面積は712平方メートルである。瓦ぶき部屋は32室あり、入り口は八字の朝門であり左右の壁に「福」、「寿」との二字が刻まれて、雄大で力強くなっている。門のひさしに「琴鶴世家」との横額.が掛かられている。正門照塀壁に松鶴の壁絵である。1982年11月に鄧小平さんは「趙世炎同志旧居」との七文字を書写し、金めっきの横額を作って、「旧居」の門上に懸ける。
趙世炎は1901年5月30日に出生し、中国共産党創始者のひとり、有名革命烈士になっている。趙世炎は小さいから勤め励んで勉強が好きで、1915年8に北京高等師範学校付属中国に入って勉強した。1919年にフランスへ留学し、1922年6月にバリーで中国少年共産党成立大会を開催し、書記を担当し、周恩来と同様に中国共産党の旅欧総支部の主要責任者である。1923年にモスクワ東方大学に入学し、翌年に帰国し、中国共産党北京地委員初期を担当していた。一回目国内革命戦争時期に彼は周恩来、羅亦農と共に中外を驚かせた上海三回目労働者武装蜂起を引率した。1926年に中国共産党江浙区委員組織部部長兼上海総労働組合党団の書記に転職し担当した。1927年5月に中国共産党「五大」中央委員を担当し、6月に中国共産党江蘇省委員書記を担当した。同年7月に趙世炎はは逮捕され犠牲した。
