龍頭山は渝州東南側の辺境にある武陵山区酉陽県の蒼嶺、宜居と二つの郷の境を接する場所に位置し、海抜は1700メートル、面積は4000畝であり、東側は阿蓬江と隣接し、西側は龔灘千年古鎮を望んでおり、歴史上に嘗て梵浄山と同じく有名な仏教名山であり、渝州の東南武陵山区で世に名を知られている。
山上に三王洞飛霊寺、金頂龍頭寺等仏教遺物が残留しおり、今は天梯、身捨橋、天生三橋、石林、高山草原および三皇洞飛霊寺、金頂龍頭寺等自然の人文景観を有して、天梯、石林、身捨橋、天生橋等の観光地は極めて壮観となっている。主峰の龍頭山は空のはてに高くそびえ立っており、傲然とそびえている。山頂に立って目をあげ見わたすと、見渡す限りお山脈は延々と続き起伏しており、幾重にも重なり合っている。「一たび衆山の小なるを覧るべし」の壮麗景観を尽くして現しており、人にはっと「絶頂の登りあがると人は山頂になり」との感慨が湧いてくる。
毎年旧暦の2月19日、6月19日、9月19日、貴州、湖南、湖北から来た万人以上の参拝者は一斉にここに集めて参拝し、焼香して幸せを祈っており、線香はまさに盛んである。自然山水、宗教文化、民俗風情、神話伝説、草原等の名勝地観光を一体化に集める総合旅行勝地である。
龍頭山と一体に連接している菖蒲高山草原は、蒼嶺、双泉、花田等三つの郷(鎮)を跨って、重慶湖南高速道路の黒水出口から約10キロ離れ、平均海抜は1500メートルで、草原の方円百平方キロメートルまでにかけて〉広々として果てしがなく。「風が吹き草が揺れると、牛と羊が見える」との極めて美しい境地を現し、「江南のオルドス」と呼ばれている。